ウィザードリィ外伝１プレイレポート ヴァニラのウィズ日記 ａｃｔ．４
「異次元迷宮へもう一度行こう」・・・その一言が始まりだった。
私達は、私とクリスを死に追いやった異次元迷宮地下５階にいた。
前の経験が生かせてか、今回は流石に慎重に進む。リトフェイト(浮遊)やマポーフィック(ＡＣ低下)を
唱え、前に覚えたマップとデュマピックによるマップを見比べて、恐る恐る前進する。
落石があった場所には近寄らず、ピットもリトフェイトの効果で浮遊している私たちの前に無力化する。
この階層は、周りから見たら大きな部屋に見えて、実は中に小部屋が点在しているマップらしい、
一通り辺りを巡った後に、適当な箇所から小部屋の中へ進む。当然、敵も出てくるわけだけど・・・。
少し、私なりに分析してみる。悪魔系が多く、悪魔特効系の武器が欲しいところなのだが、
当然、他にも厄介な敵が数多く登場する。今までの敵も少しは出るようなのだが・・・。
まず、悪魔系なのだが、３タイプ程いる様で全て低級の悪魔らしい。
仲間を呼び、ラハリト等レベル３の魔法を操るウィングデーモン、
ウィングデーモンを少し強化した感じのあるレッサーデーモン(魔法使いのレベル４魔法使用)
名前の割に即死攻撃が無いが、マダルトといった魔法使いレベル５呪文を操るソウルトラッパー
フォールンエンジェルやダークプリースト、ダークビショップのの即死魔法も要注意、
確率は低いものの決まると厄介だし、死線を共にして共に育ってきた仲間を失うのは
何より避けたいものだから・・・。(その割には、この前あっけなく殺されてたのは気にしてはいけない)
話はそれたが、それ以外にも攻撃力・体力が今までの比ではない敵もいる。
ワイヤードナイトとファイヤージャイアント達だ。なんせ、核爆発魔法ティルトウェイトでさえ耐え切る
ＨＰの持ち主なのだから・・・彼らだったら核爆弾も効かないのだろうか？
そして、この階層で最も厄介な敵がライトニングボールという、電気の球体
なんせ、こいつは魔法が殆ど効かない上に、ＡＣがー１２という驚異的な防御力を誇る。
幸い、ディルト(敵のＡＣを上げる)が通用するので、レイとクリスと私で唱えまくり、
その鉄壁を崩しつつ、アリスやグレイが攻撃する。それ以外の撃退方法を私は知らない・・・。
しかし、それもうまくいかないもので、後列攻撃で麻痺や石化と言った状態異常攻撃をする上に
攻撃力が高く、防御が高い前衛でさえ２０〜３０は持っていかれるほどの攻撃力がある。
あまり出てこないのが救いだが、２体以上出て来たら、もはや現段階では逃げるしかない・・・。
あと、エルマナヤンと言う妖精もライトニングボールほどではないが鉄壁を誇り、
後列を含める状態異常や魔法(即死もあり)を使うので注意と言えば注意なんだけど・・・。
強敵ぞろいだが、過去の経験を生かして順調に勝ち進んでいく、
レベルも上がっているので多少は抵抗できる力もついてきているわけだし・・・。
そういえば、その甲斐あってか珍しい防具を見つける。
その名も武者鎧・・・いかにも侍のレイに似合いそうな防具・・・。
防御力も高いようなので早速レイがつけてみる。
彼が持っている刀と相まって、昔に本で見た異国の侍を髣髴とさせる勇ましい姿になるのだが、
私たちの装備と何かかけ離れているは気のせいなのだろうか？やっぱり、異国の鎧だからかな？
しかし、レイ本人は結構気に入ってる様子で新しい鎧が手に入るまで、これで行くとの事。
まぁ、しばらく見てたら違和感もなくなるだろうけどね。
あと、やはりこの階層の敵はより良い経験をくれるようで、私たちのレベルも結構上がっていく。
今のところ、盗賊のアレクがレベル１９で、後の平均は１５くらい。
転職した人たちもいるのでレベルが低い人が多いので、今はこれくらい。
皆、順調に上がっていくのだがレイだけがレベル１６で伸び悩んでいる。
侍と言う上級職だから当然だけど・・・。
ちなみに私はビショップ以降の転職はなさそうである。性格の関係で忍者には出来ないし、
ロードや侍は前衛の三人に任せるのが良作と言うものだ。ちなみにクリスもないらしい。
レイはロードになるだろうし、アレクはもしかしたら忍者になるかもしれない。
盗賊の技能がなくなるのは痛いからなるかどうか考え中らしいんだけどね。
私たちの力がついてきているのか最初は苦戦した異次元迷宮も少しづつだが楽になってきている。
この調子で目指すは黒幕ソークス・・・と行きたい所だけど、一筋縄でいくかしら・・・？
まぁ、考えてても仕方が無い。眠りにつくとしよう・・・。
